対応できる治療

なるべく痛みの少ない、患者様ご自身の歯を残す治療に取り組んでいます。

かぶせ物の治療は保険診療を基本としつつ、ご要望があればセラミックなど自費診療の白いかぶせ物も作製いたします。

歯周病は糖尿病や心筋梗塞、狭心症といった全身疾患のリスクを高めると言われています。さらに近年は、アルツハイマー型認知症の発症にも関与していることが判明しました。

体にさまざまな悪影響をもたらす歯周病を予防・改善するためにも、歯科医院で定期的に歯周病検査を実施し、歯石除去などプロフェッショナルのケアを受けることが重要です。

多くの場合、はがれ落ちた古い粘膜や食物のタンパク質が細菌によって分解されることで口臭が発生します。そのほか、歯周病、舌苔（ぜったい）という舌の表面に付着した白い苔状の汚れも口臭の一因となります。

人間は歳をとると唾液が減少し、それに伴いお口の中の細菌は増加。そこで、保湿ジェルを使用したり、唾液腺マッサージを行ったりすることが、細菌の減少や口臭の予防に役立ちます。

こうしたケアをご自宅でも実践いただけるよう、当院では歯科衛生士が通常のお口の管理に加え、ジェルの使い方やマッサージ方法を患者様とご家族にご説明しています。

お口の環境は、全身の健康状態に直結するといっても過言ではありません。そのため、現状ではお口に痛みなどのトラブルが起きていなくても、歯科医院で専門的なケアをこまめに受けるのがおすすめです。

2023年度時点で、日本人の死因の第5位は肺炎です。特に、飲み込む力を指す嚥下機能（えんげきのう）が低いご高齢の方が気をつけるべきは、誤嚥性肺炎（ごえんせいはいえん）でしょう。これは食べ物や唾液と一緒に、お口の中の細菌が誤って気道から肺に侵入してしまう病気です。

定期的なケアによって細菌を減らし、お口の中をキレイな状態に保つことが誤嚥性肺炎の予防につながります。当院の訪問歯科では、しっかりとお口のクリーニングをして、患者様やご家族への歯磨き指導も行っています。